第4部:大学生時代と学生に向けて

 

―大学時は何を頑張っていましたか?

大学時代は部活を頑張っていました。空手部とテコンドー部を両立していました。

あとは、3年時以降は単位も取り終えていたので、イベントを開催していました。例えば100人集めて内定者交流会だったり、大規模合コンみたいな恋活イベントみたいなものを結婚相談所に勤めている人と一緒に作ってみたりしていました。技術者ではないから物は作れないですが、”価値をつくる”といったことはやってみたかったというのがありました。

 

―昔から人を巻き込むことが好きだったのですかね。

色々な人との出会いだったり、刺激を与え合えるような場を作りたいと思っていました。

親から大学入学前に「必ず国公立に行きなさい。大企業に行きなさい。」といわれていたのでそれが正解だと思っていたんですが、それが必ずしも正解ではないと思うようになりました。色々な人に出会い、色々な人生の歩み方があるのだと思うようになったのです。だから色々な人との出会いや経験が活かせるような場を作りたいと思ったのかもしれません。

 

―大学時代はどういう人だったんですか?

やりたいことをひたすら全てやる人でした。一人旅もそうですし、遊ぶ時は本気で遊んでいました。

 

―今大学に戻った時にしたいことはありますか?

ベンチャー企業でインターンをしてみたいです。学生のうちに視野を広げる経験をしてみたいなと思います。後々自分で考えるときの視野が広がると思うので。そこでいろんな失敗をしてみたいと思います。

 

―失敗をしたかったのですね?

そうですね。失敗がしたいというより、いろんな失敗するくらい何か突き詰めてやってみてそのうえで失敗することは何かつながると思うのでなんでもいいから極めてみたいなと思いました。一緒に働いているメンバーを見ていても何かを過去に極めていた経験がある人は、新しく何かを始めてもうまく取り入れることができる。だからこそ学生の時にどっぷり夢中になることをやってみたいなと思いました。

 

―大学生って時間はたくさんあると思いますが、そこまで前向きに自分に発破かけて取り組んでいくためにはどうしたらいいのですかね。

モチベーションって自分から湧き出るものと他者からもらうものがあると思います。僕は結構他者からもらうことがありました。なので刺激ある人とたくさん会うといいと思います。だから、僕に会いましょう(笑)

刺激を与えあえる場を作ってみたらいいのではと思います。後は恋愛でもなんでも極めればいいと思います。それがのちに強みになると思う。

 

―社会人ならではの魅力って何ですか?

下世話な話だけど会社の経費でいろんなことができます(笑)

つまり、社会人は自分の持っている以上の力や人脈など色々なことを利用して自分一人ではできないことが経験できるということです。例えば「自分はこういうことがしたいから経費や、人員や、仕組みをくれ」といえばできることもあると思います。そういう相乗効果ができるのが社会人かなと思います。

 

―最後に後輩に向けて何かメッセージをお願いします。

大学生の場合は本当に何でも自由にできちゃうからこそ、逆に自分が何に一生懸命になればいいのか自信を持って言えない人が結構多いんじゃないかなと思います。だから経験・体験を重ねる時間を積むことが学生の本分ではと思います。

一旦はあまり考えすぎずにまずは何かに飛び込んでいくこと。その中で感じるものが出てくると思うので、自分が好きなことにとことん向き合っていければいいのではと思います。学生の4年間は返ってこないです。時間はたくさんあるだろうけど今一度その時間をどう使うのかを1週間、1か月、半年。どんな単位でもいいから振り返ってほしいです。そうするとやりたいことが見えてくるんじゃないかなと思います。

 

※本記事は2部構成になっております。

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