都立大学生団体FREE、都庁に要請したってよ。
都庁への要請
今回は、都庁への要請報告メール(以前突撃取材するも撃沈、後日行われたらしい)
そして、東京都知事選についての都立大学生団体FREEの動向を追いました…!
1.都庁要請の報告内容 
2.報告をふまえて
3.東京都知事選
1.都庁要請の報告内容 
要請日時:2020年6月11日(木)
要請場所:東京都庁
要請内容:
「新型コロナ感染拡大の学生生活への実態調査」アンケートをふまえて
大学の学生支援に対するサポートをしてほしい
②ゆくゆくは学費無償化を目指してほしい
これに対して都庁↓
回答内容:
①「学生が大変な状況にあることは理解している」、「周知が不十分で制度漏れする学生のために、本人申請で対応してもらえるシステムはあるべき形だ。」
②「予算枠があるのですぐにはできないが、今後何かやっていきたい」、「学費値下げは他大学の授業料も踏まえ、大きな差がつかないようにしている」
とのことでした。
2.報告をふまえて
 正直なところ、今回の取材では具体的な実態や具体的な要請内容はわかりませんでした…。しかしながら「学費の無償化」というキーワードは大学生にとってかなり重要なのではないでしょうか…!?!?!?
 学費の無償化をなぜ要請しようとしたのか(もちろんうれしいけど)…。
コロナ下という状況的根拠の他にもないかと、歴史的な根拠を少し探ってみました!
昭和50年(1975年)はこちら
年度 国立大学 私立大学
授業料(円) 入学料(円) 検定料(円) 授業料(円) 入学料(円) 検定料(円)
昭和50年 36,000 50,000 5,000 182,677 95,584 9,647

一方、少し古いですが平成16年はこちら

平成16年 520,800 282,000 33,000 817,952 279,794 32,800

 

驚くほど高くなっています。
当たり前かと思っていた、むしろ安いとさえ思っていた国立大学の学費でさえ…。

さらに、ちょうどこの平成16年(2004年)は国立・公立大学が法人化するようになるのです。
それでも”国”立なので国からの財政措置(国立大学運営交付金)はありますが、年々減少の一途をたどっています。
さらにさらに、公立大学にも国からの支援金がありました。
が、平成15年を最後に廃止されています。泣

 

以上のような経緯があって、現在の学費高騰につながっているのです。

大学生はこの事実を知っておいて損はないのではないでしょうか…!!

 

3.東京都知事選

さて、(都立大団体を含む)学生団体FREEさんは2020年7月5日(月)に行われた東京都知事選にて、

・大学生向けの政策まとめ

・学費無償化を政策に掲げる候補者に「FREEマーク」の認定活動

などを行っていました。
学生団体FREEのTwitter(https://twitter.com/FREE20180913/status/1278660718171049984?s=20
選挙への投票などは、ぜひ当事者意識をもって自分に関係する政策だけでも要チェックです!!!

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