これから言えること

事実は一つですが、解釈は複数あります。さらに解釈は人によって異なります。
そして、事実情報が少ないと解釈の幅が広がってしまい、事実情報が増えると解釈の幅は狭まります。
大事なのは、事実と解釈を切り分け、それがもし解釈であれば他社と認識を合わせる必要があるということです。
ここで少しワークをしてみましょう。
以下のような形で、二人で行うワークです。
Aさんが質問し、Bさんがその質問の解釈を伝えます。
Aさんはその解釈であっていればOKサインを。間違っていればNGサインをして、OKサインがでたら次はBさんがその質問に答えます。
ではAさん(トリコネ学生メンバー)、Bさん(トリコネOBメンバー)どうぞ!

Aさん
Bさんがトリコネで実現したいことを教えてください。

Bさん
それは私がトリコネで実現したいことがあるという前提で、実現したいことを聞いているということですか?

Aさん
はい!あってます。

Bさん
都立大の人々が、大きな価値を提供するスーパーマンになれるようにしたいです。

Aさん
「都立大の人」は都立大に関わる人という定義で、スーパーマンになれるようにというのはそれぞれ各個人が社会に大きな価値を提供する人間になることを支援したいということですか?

Bさん
×です!

Aさん
んん!では「都立大の人」というのが都立大の学生という意味ですか!?

Bさん
〇です!あってます!都立大に「関わる人」だと売店の職員の方など、対象にならない方も含まれてしまうので。

Aさん
よかった、、では続けて質問します。Bさんはなぜ都立大の学生を支援しようと思ったんですか?

Bさん
それはOBが後輩を支援する理由がわからないから聞いているということですか?

Aさん
×です!

Bさん
では、広い意味で「後輩」ではなく、都立大の”学生”を支援しようと思ったのかがわからないから聞いているということですか?

Aさん
×です!
はい!時間切れです!

Aさん
正解は、お仕事でとてもお忙しい中、自分には一銭も入らないにも関わらず、なぜ自分の時間やリソースを使ってここまでコミットしようと思ったのかをお聞きしたかったということです、、、

Bさん
なるほど、、、

結構難しいですよね。

結論

このようなミスコミュニケーションを減らすためには、事実と解釈の関係を意識することが大事です。

事実を増やして認識を合わせておくと、効果的にすれ違いを減らすことができます。

事実情報が多ければ、解釈の幅が狭まるからです。

事実と解釈の関係を少し意識して過ごしてみてください。

参加学生のコメント

Aさん

私はベンチャー企業で長期インターンをしているのですが、「相手が脳での処理に負担がかかる聞き方や話し方はするな。」ですとか、「話す時は前提条件を整理してから話せ。」などの指導を受けることがありました。
いまいちピンと来ていなかったのですが、今回のセミナーを聞いて、「こういうことか!」とはっきりとわかりました。今後はミスコミュニケーションを減らせるようにがんばっていこうと思います。

いかがでしたでしょうか。卒業生の先輩の話はとても興味深いです。気になる方は一度トリコネセミナーに参加してみてはいかがでしょうか!?

料金はもちろん無料!服装自由!都立大生であれば誰でも参加できますよ。

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※コロナウイルス感染拡大防止のため、当面はオンライン開催となります。

 

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