[第11回] 新入社員の心得(体験談)

第11回トリコネセミナーを開催

トリコネセミナーとは
”トリコネセミナー”とは、都立大のOBOGが現役学生向けに実施しているトリコネ主催のセミナーです。
テーマは毎回講師によって異なります。
卒業生の先輩講師一人ひとりが、学生のためになると思った内容をお話してくれます。

4/10(土)に都立大OBの方によるセミナー「新入社員の心得とは」が行われました。

今回の講師は、自動車や航空機を開発する某メーカーに数年前に就職した都立大OBです。

トリコネメンバーの4年生,新社会人向けに特別開催したセミナーの内容をピックアップしてお届けいたします♪

~セミナーで伺った主なポイント~

1.業務報告について

2.とにかく質問すること

3.自分で考えること

1.業務報告について

講師の先輩の言葉をかいつまんでご紹介します。

先輩:「私の体験談ですが、上司からフィードバックを受けていて感じることとしては、一日の業務予定をきちんと報告する動きがとにかく重要なのかなと思います。最初は上司から回ってきた仕事をこなす作業が多いのですが、1年目の頃はその日の進捗を業務終了時に報告していました。教えられた定期的な報告とは別に、私が意識していたことは、成果ができあがるタイミングを事前に上司や先輩に伝えることです。これをすることで、上司にとっては頼んだ仕事がいつ自分の元に戻ってくるのかを把握できますし、上司からしたら何度も進捗を新人に確認するのもなんか嫌じゃないですか。なのでその必要もなくせると思ってやるようにしています。基本的なことと思うのですが、そういう考えから、相手の立場に立って行動する考え方が備わってくるのだと思います。」

2.とにかく質問すること

先輩:「あと重要なのはこれもすぐ理解いただけると思いますが、とにかく質問することです。わからないことがあったら、上司や先輩のところに行って質問をする。この動きは上司にも良い印象を持ってもらえた動きだったと感じます。だって何も言ってこない新人は、先ほどの話と同じですが気を遣わせてしまうじゃないですか。仕事ができないうちは、仕事を代わりにやってくれている上司の負担を下げる、この姿勢は重要だと思います。自分の置かれている立場を理解して、自分の役割を全うすることはとても大事だと私は思います。」

3.自分で考えること

先輩:「今でもできていないかもしれませんが、論理的に考えることが重要です。質問する内容にもよりますが、何かを聞くときというのは、自分なりに自分で考えた論理に従って、その想定を交えて質問することや、一歩深彫りした質問ができるよぅおに意識しています。一年目の新人が陥ることとしては、情報過多になると思うんです。大学の頃と比べてインプットが多い一年ですし、私は技術部門なので技術的内容を取引先と話したりすることも当然ありました。携わる仕事一つ一つで情報過多に陥っている状況が1年間続くと思ってください。ただ、対策もあります。私がしていた対策は、情報を整理する時間を取って、勉強することです。業界用語や略称はわからないから調べたり、聞いたりすることが重要ですが、技術的なこと等はいちいち聞かずに調べた方が早いこともあります。仕事をする上では、私生活と切り離しすぎないことも大切だと思いました。普段から日常生活の中で自分なりに考える癖をつけたり、日常の中で仕事に役立つ知識を得たりと、つまり仕事で給料をもらう作業時間とは関係のないところで、考えて勉強することが重要と思っています。言われたことをするだけのロボットではダメで、自分なりに考えて普段から行動することが重要だと私は思います。

 

以上、今回の講師の先輩のお話をピックアップしてお届けしました!いかがでしたでしょうか。卒業生の先輩の話はとても興味深いです。気になる方は一度トリコネセミナーに参加してみてはいかがでしょうか!?

料金はもちろん無料!服装自由!都立大生であれば誰でも参加できますよ!

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