第6回 自分の意志で選択しITベンチャーで働く
プロフィール
菊地愛子さん

1985年静岡生まれ長野育ち/東京都立大学 人文学部卒業
2008年株式会社クイック 新卒入社/2017年 株式会社マイネット 中途入社
いずれも入社時は新興市場の上場企業だったものが、在籍中に東証一部へと市場変更。
ベンチャーならではの目まぐるしく刺激的な日々も、気付けば12年目。

学生時代はサークル関係が充実していたようですが、一番頑張ったことを教えてください。 

学生時代を通して、という意味ではマルシェ(現:生協学生委員会)に軸足を置いた生活をしていました。

新入生向けのパンフレットを作ったり、新歓や生協祭の運営をしたり

幹部の代の時は購買委員長として購買に置く商品のアンケートを実施したり、季節毎に人気投票上位の商品を安く販売するフェアを企画したりと、何かにつけてイベント化して自分も楽しみながらやっていましたね。

幹部を担ったり、複数の団体をかけ持ちするのは大変ではなかったですか。 

単純なんですが、頼られると嬉しくてつい頑張っちゃうんですよね(笑)。

マルシェも可愛がってくれる職員さんの役に立ちたかったですし、メトロナビ(学生ポータル)もTBA(ミス&ミスターコン)もCap5(ファッションショー)も有難いことに立上げのタイミングで声を掛けてもらって、微力ながら関わることができ本当に素敵な経験をさせてもらったなと思っています。

こんな私に期待してくれる人には、120%で返したいという気持ちがあって

「一緒にやるとなんだか上手くいくから、また一緒にやりたい」って言ってもらえるのが一番の誉め言葉ですね。

一方で、今だからこうしておけば良かったなと思うことはありますか。 

2つあって、1つ目はありきたりかもしれないですが、勉強ですね。

当時は、大学時代に自由を楽しまずしていつ楽しむんだ!という感じで、授業にはほとんど出ずサークルやバイトに明け暮れていたのですが、社会人になると少なからず時間の制限があるので、勉強したいと思ってもすぐにできなかったり、がっつりできなかったりするんですよね。

もっとちゃんと勉強していたら、興味の幅が広がったりこの部分は深く語れる!という強みができていたかなと省みています。 

2つ目は、もっと世界を広げていたら良かったなと。

大学9割バイト1割という生活だったので、課外活動やインターンなど、積極的に外に出ることをあまりしていませんでした。

声を掛けられたら何でも手伝う、という受け身では色んなことを経験しましたが、もっと自分から探しにいけていたら、世界はさらに広がったのではないかなと思います。

 在学中に、卒業後の目標や夢はありましたか。

社会人としての短期的なものと、人生における長期的なものの2つを持っていました。

短期的な目標でいうと、子ども達がイキイキと生きられる社会を作りたいと思っていました。

これは大学に入るより以前から漠然と思っていたことで、当時は家庭裁判所調査官になりたかったので、国公立で数少ない心理学科を持つ都立大に進学したという背景があるくらいです。

実際には、大学で学ぶなかでより実践的な社会福祉学科に進んだり、国の機関ではなく一般企業に就職したりと、選んだ道は違ったんですけどね。

長期的な夢で言うと、自分の一番身近な一番大切な人と人生を共にするなかで、どちらかが最期の時に、「お前と出会えたから幸せだったよ」と言ってもらえることです。

って、ちょっと恥ずかしいですね(笑)。

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