学生時代について
ー学生時代は何をされていましたか?
サークル活動を主にやっていました。METRONAVIとB類バレーボール部の二つをやっていましたね。METRONAVIの方ではRE:というフリーペーパーの編集長をやっていました。
強いて大変だったことをあげるとすれば、メンバーそれぞれの温度差を感じていたので、それをどう解決するか悩みました。自分ひとりだけでやるのではなく、メンバーのみんなと一緒にやらないといけないと思っていましたね。
ー学生時代にやっててよかったことを教えてください。
やりたくないことは無理してやらなくてもいいと思いますが、興味あるものには何でも挑戦したほうがいいと思います。。振り返ってみると、やっておいたほうがよかったなと思うことが多いですね。
ー具体的には?
僕の場合は、浪人も留年もせずにストレートで就職したので、遠回りをしてもよかったかなと思います。一年間くらい、興味のあることをしていてもよかったなと。
当時はそんな勇気はなかったのですが。就職した時に、回り道をしてこなかったなとすごく感じましたね。
ーもし、学生時代に戻れるとしたら何をしますか?
旅行も海外も好きなので、半年くらい海外に行って、経験を積みたいなと思います。
ー学生に向けてアドバイスはありますか?
大学生の間は物事を深く考えずに、欲求にストレートに向かっていっていいと思うのですが、今自分が何を目的にこの活動をしているのだろうという、考える癖をつけておくべきだとは思いますね。
ーゴールを定めて、それに向かって計画を立てるということですよね。
そうですね。ゴールに向けた計画はしたほうがいいと思います。就活で躓く人って計画性がない人だと思うんです。
たとえば、面接を例にすると、自分の考えを言葉にすることってすごく難しいのに、ESや自己分析まではしっかりするけど、肝心の面接対策を全くしない学生が意外と多いんです。
あくまでESは面接への入り口なので、面接に重きを置いている人が採用されると思います。面接でいかに自分の魅力を伝えるかということが大事ですね。
僕の場合は本命の会社の面接の時にベストなコンディションを保てるよう、それまでに色々な会社に出向いて、練習も兼ねて面接を受けました。
面接官からフィードバックがもらえるし、面接を重ねるにつれ段々自分の考えが固まってきたり、他の就活生がいいことを言っていたらそれを参考にしたりね。(笑)
あと、僕は就職課を積極的に使っていましたね。話し方の練習や模擬面接をしてくれたり、それに対してフィードバックをくれたり。使っている学生は少なかったのですが、オススメですよ。
ー面接のコツはありますか?
明るく、元気に、 ハキハキと夢を語る。(笑)ほんとにそれだけいいと思います。あとは面接官の方から色々聞いてくれるしね。自信を持って夢を語りましょう。
ー確かに。面接官に興味を持ってもらうことが大事ですもんね。
後は、面接は「犬が好きか猫が好きか聞けばわかる」と言われていて、質問をされたときに、「犬です」もしくは「猫です」と即答できる人ってなかなかいないんです。
質問に対しストレートに答えることって意外と難しいんです。その力をつけておくことが大事だと思います。
ー就職活動は辛いというイメージが強いのですが、、、
内定をもらうことだけがゴールだと思っていたらずっと辛いと思います。ESが通ったことや、面接を一つ突破したことなど、小さい成功一つ一つを成功体験として喜びを感じることができれば、長い就職活動も乗り越えられると思います。
ー最後に、山崎さんにとって首都大とは?
非常に居心地がよかったので、そうですね...「地元のたまり場」って感じですかね?僕と同じように地方出身者が多い東京の大学って珍しいですし、自分と同じような境遇や価値観の人達が多いからこそ居心地が良かったのだとと思います。
個性は強くないですが、同じ目標に向かって一緒に物事を進められる人が多かったなという印象はありますね。