就活で気を付けた点を教えてください。

学生の皆さんにアドバイスしたいのは、キャラを作らないことです。私自身の経験ですが、「ココは体育会系の組織だからそういうキャラで行こう」と考えてムリをしたところ、それが反対にマイナスに評価されたことがありました。逆に、今の職場では、本当に自然体で、思っていたことを適当に喋っていたら内定をもらうことができました。就職活動には確かに「肌に合う」といったフィーリングの部分が存在します。長く勤めるためにも、就活の時はあまり作りすぎないことをぜひおススメします。

 今の職業は向いてると思いますか?

向いていると思います。私は自分のやりたいことを実現することに楽しさや面白さを感じるタイプなのですが、省庁の仕事は(前にも述べたとおり)新しい企画をとにかく立ち上げろ、という風潮があり、個人主義的なところも結構あるので、自分に向いていると思います。今後も、自分が面白いと思う仕事を追求していきたいです。

 

学生時代にやってよかったことを教えてください。

「首都大学東京法学研究会」というサークルを大学一年生のときに立ち上げて、4年間育てたことが一番の思い出です(皆さんご存じですよね!)。組織を一から立ち上げて、100人を越える規模に育て、これをマネージするという仕事からは、とても多くのことを学びました。組織が大所帯になると、様々な軋轢が生じますので、これを処理するためのシステムを如何に効率よく構築するのか、という課題に夢中になった4年間でした。特にウチの大学は人数が少ないこともあり、新しいサークルを立ち上げて勢力を拡大する過程では、それはもう色々な揉め事がありました。一緒にサークルの黎明期を乗り越え、支えあった仲間とは今でも良い関係です(第5回で登場した山本君もサークルの仲間です!)。

自分の仕事は自分で作る、という私の仕事に対するスタンスも、この経験を基に形作られたように思います。

2020年度からは「首都大」はとうとう「都立大」に戻ると聞いています。「サークルづくり」は万人におススメできる趣味ではありませんが、時間が自由な大学時代だからこそ、何か新しいことをはじめてみるのも面白いのではないでしょうか。新しい「都立大」の時代を作る皆様が貴重な4年間を面白く過ごせることを祈っております!(中央省庁に興味のある方がいらっしゃったらトリコネ経由でもぜひご連絡ください!)

-ありがとうございました。

内山さんが立ち上げた法学研究会はコチラです。是非のぞいてみてください!

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