平成29年度学生生活実態調査

「都政改革本部会議」にて小池都知事が言及したアンケート調査とは、大学側がにて資料として提示した平成29年度学生生活実態調査の実施結果のこと。

平成29年度 学生生活実態調査 調査票のQ29(P104、PDF版なら108枚目)がそれにあたる。

概要

対象:2017年9月現在の首都大学東京に在籍する全学部生及び全大学院生(休学者を除く)8,897名を対象として実施
方法:学生ポータルによる調査(一部、調査票の郵送による調査)
回答:回収数 4,556人   回収率 51.2%

設問

Q.29 本学の「よい点」と「改善してほしい点」について、以下の1~21の中から該当する番号をそれぞれ2つまで選んで番号欄に数字を記入し、具体的な内容を記入してください。
《学修について》
1.カリキュラム 2.授業の種類・内容 3.履修登録・時間割 4.卒業要件 5.その他学修について
《学生支援について》
6.課外活動支援 7.経済的支援 8.進路支援 9.その他学生支援について
《構成員について》
10.教員 11.職員 12.学生 13.その他構成員について
《大学について》
14.総合大学 15.少人数 16.学費 17.入試制度・偏差値 18.大学名・知名度 19.キャンパス 20.その他大学について
《その他》
21.その他

設問の下部に、番号記入欄とコメント欄が付き、自由記述ができる形式

結果と分析

  • 本学の「改善してほしい点」で最も多かったのは「大学名・知名度」で、「キャンパス」が第2位。「キャンパス」は「よい点」でも2位
  • 「大学名・知名度」は 46.1%。「キャンパス」は 37.5%。
  • 日野・荒川キャンパスでは、「大学名・知名度」より「キャンパス」の方が多くの学生に選択された
  • その他、具体的な自由記述にどのような内容があったのかは分析されておらず、不明

 *「都政改革本部会議」配布資料にて、学生からの意見として
   「全然知名度がない。」
   「首都大の名前を企業が知らないことがある。」
   「大学のレベルの割に知名度が低い。」
   「大学からの情報発信の手段が少ない。」とあり(配布資料2-1(配布資料)P12、PDF版では13枚目)

  • 数字については、報告書P183、PDF版187枚目に詳細あり、Q30を改善してほしい点とみなして記述しているもの
  • なお、首都大学東京で知名度を上げてほしいという層も「大学名・知名度」を改善してほしいと答える可能性があることに注意
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