都政改革本部会議

概要

◎ 2018年7月12日(木)10:30~@東京都庁第一本庁舎7階大会議室にて開催

◎ 会議の映像や書き起こしはこちら、配布資料はこちら

※インターネットで生中継されるとともに、新聞・テレビ等報道機関に公開して行われた

名称変更に関する発言内容

○ 小池都知事より

 首都大学東京については、都が設置する総合大学でございます。質の高い教育や卓越した研究力ということで、より一層磨きをかけて、そして、その成果、これまで以上に都政に還元していただきたいと、このように思っております。
 そして、さらに認知度をもっと高めるという点、特に学生からも認知度を高めてほしいというのが断トツのアンケート調査になっております。これから進めていくブランディング戦略の一つとして、大学名を変えるくらいの大胆な改革を、スピード感を持って進めるということも必要ではないかと感じた次第でございます。
 都立の大学であるということを都民の方々にわかりやすく発信をする。かつてあった東京都立大学というのは、今は駅名で残っているだけでございますけれども、これも一つの考え方だと思いますけれども、いかがでしょうか。

○ 島田理事長からの返答

 今の小池都知事の御発言をはじめとして、本学のあり方について、本日は大変貴重な御意見をいただいたと受けとめております。首都大学東京をよりよいものとするためにスピード感を持って、さらに努力をしていきたいと思っておりますので、よろしく御指導をお願いいたします。

発言案の変遷

事前に東京都の総務局で、小池都知事のコメントについて検討・島田理事長の発言について想定されていた。

以下に掲載した各時点での文言のうち、赤字の部分が直前の案・想定との主な変更点を示す。

6月25日時点での案・想定

〇 知事コメント
 首都大学東京については、 大学の教育研究の価値を更に磨いていくとともに、もっと認知度を高めてほしいと考えている。
 これから進めていくブランディング戦略の一つとして、 大学名を変えるくらいの大胆な改革も必要であり、都立の大学であることを都民の方々にわかりやすく発信するには、「東京都立大学」という名称がすっきりしていてよいと思う。 そのようにしてはいかがか。

〇 理事長から
 貴重な御示唆をいただいた。 法人として持ち帰らせていただく。

6月27日時点での案・想定

〇 知事コメント
 首都大学東京については、都が設置する総合大学として、質の高い教育や卓越した研究力により一層磨きをかけ、その成果をこれまで以上に都政に還元していってもらいたい。
 そしてさらに、認知度ももっと高めてほしいと考えている。
 これから進めていくブランディング戦略の一つとして、大学名を変えるくらいの大胆な改革も必要であり、都立の大学であることを都民の方々にわかりやすく発信するには、「東京都立大学」という名称がすっきりしていてよいと思うが、 いかがか

〇 理事長から
 貴重な御意見をいただいた。法人として持ち帰らせていただく。

7月4日時点での案・想定

〇 知事コメント
 首都大学東京については、都が設置する総合大学として、質の高い教育や卓越した研究力により一層磨きをかけ、その成果をこれまで以上に都政に還元していってもらいたい。
 そしてさらに、認知度ももっと高めてほしいと考えている。
これから進めていくブランディング戦略の一つとして、 大学名を変えるくらいの大胆な改革をスピード感を持って進めることも必要である。都立の大学であることを都民の方々にわかりやすく発信するには、「東京都立大学」という名称がすっきりしていてよいと思うが、いかがか。

〇 理事長から
貴重なご意見をいただいた。首都大学東京をよりよいものとするため、スピード感を持って更に努力してまいりたい。

7月6日時点での案・想定

7月4日時点のコメントと同じ

7月11日時点での案・想定

〇 知事発言骨子
 首都大学東京については、都が設置する総合大学として、質の高い教育や卓越した研究力により一層磨きをかけ、その成果をこれまで以上に都政に還元していってもらいたい。
 そしてさらに、認知度ももっと高めてほしいと考えている。
 これから進めていくブランディング戦略の一つとして、大学名を変えるくらいの大胆な改革をスピード感を持って進めることも必要である。
 都立の大学であることを都民の方々にわかりやすく発信するには、かつてあった「東京都立大学」に変えるのも一つの考え方だと思うが、いかがか。

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