以下の内容は特に断りの無い限り、大学公式の記載に基づいています。
名称変更の内容
2020年4月1日に以下のように名称変更を行う
変更前の名称 | 変更後の名称 |
---|---|
首都大学東京 | 東京都立大学 |
産業技術大学院大学 | 東京都立産業技術大学院大学 |
公立大学法人首都大学東京 | 東京都公立大学法人 |
*東京都立産業技術高等専門学校は変更なし
名称変更の前提事項
首都大学東京が東京都立大学に「戻る」わけではない
- 首都大は都立大とは別大学として成立しており「戻る」ことはあり得ない
- 島田晴雄理事長「たまたま同じ名前」(10/28 日経新聞)
- 学部やカリキュラム等から見ても、都立大に戻るわけではない
大学名称以外の変更点
- 名称のみの変更で、他の変更点はない
- シンボルマークやコミュニケーションマークは検討中
- 校歌はできるだけ現在の形を残したい
- 以下の変更はない
- 学部やカリキュラム
- B類(=夜間部)の復活
- 英語名
在学生への影響
- 2020年4月1日に在籍する全ての学生は同日より「東京都立大学」の学生となる
- 学生証も、4月1日付けで変更(交付時期は未定)
- 首都大学東京に在学している学生が、2020年4月以降に卒業した場合は「東京都立大学卒業」となる
- 入学大学名と卒業大学名が異なるが、「(2020年4月に校名変更)」などと記すことは可能
- 卒業証明書は、名称変更した旨が分かる記載とする
- 2017年度以前に入学した場合、学部は再編前の学部のまま卒業する
- 東京都立大学 都市教養学部 などの卒業となる
「首都大学東京」卒業生への影響
- 卒業大学名は「首都大学東京」卒業のままで、変更は無い
- 履歴書等には「首都大学東京」のあとに括弧書きで(現東京都立大学)と記載することは可能
- 名称変更以後、卒業証明書の類は「当該学生が首都大学東京を卒業した」ことを、「東京都立大学」が証明する
- 大学が発行する全ての証明書に、「首都大学東京は 2020年4月に名称を東京都立大学に変更した」旨を記載
- 長期にわたり全ての印刷物や広告において、「東京都立大学(旧首都大学東京)」などと記載する
職員への影響
- 法人職員のままで、公務員になることはない
知名度への影響
- 昔の都立大学のイメージを持っている人が親しみを持つことはある
- 首都大学東京しか知らない年代もかなりいるので、その部分で知名度は下がる
- 名前を変えただけで知名度が上がるとは考えていない
経費
経費はこちらを参照