3.MBAまでの道〜都立大の特徴編〜

※本記事は連載です。過去2回の記事は下記からお読みいただけます。
STEP1目的編はこちら
STEP2学校選び編はこちら

そして、本日は第3回、都立大の特徴編です。

STEP3 都立大の特徴とは?~その1~

ここまで読んでいただけた方は、

「概要はわかったけど・・・。で、都立大の特徴って何なの?」と
思われている方も多いはず!

せっかくなので、東京都立大学(首都大学東京)のMBAの特徴を書いていきたいと思います。
※主観含みます。

その前に、MBAとはいったい何なのかを説明したいと思います。

MBAとは?
MBAとは「Master of Business Administration」の略。つまり直訳すると「経営学修士号」ですね。なので「資格」ではなく、「学位」です。
授与できる団体は、
・英米圏:実務経験を有する社会人を対象としたマネジメントプログラムを提供するビジネススクール(経営大学院)
・日本:大学院(①修士課程または②専門職学位課程)となります。

※ウィキペディアをもとに改変して記載

そう、日本にはMBAの取得方法が①修士課程または②専門職学位課程と2通りあるのです。
実は表記の方法も、

①修士課程:修士(経営学)
②専門職学位課程:経営管理修士(専門職) と異なります。

STEP2の学校選び編では、修論の有無を記載しました。なぜ、修論を作成せずに学位を取得できる大学院があるのかという話につながるのですが、、

2003年に、文部科学省は従来の大学院研究課程とは別に、企業経営や会計、法務などの実務家を養成する「専門職大学院」の制度を作り、修士論文作成という一定の研究成果を要求せず、授業の履修及び知識習得に重きを置く、欧米のMBAに倣った専門職学位の授与も認めるようになったからなのです(※ウィキペディアをもとに改変して記載)。

つまり、②専門職学位課程が新設されたからということですね。

 

都立大はというと、、表記の仕方から①であるということがわかります(※パンフレット参照)。

ちなみに・・・
①経営学関係の修士課程を設置している大学院はこちらのP24で確認できます。
②専門職大学院の一覧はこちらから参照できます。
一橋の経営管理研究科、グロービスなどはこちらに含まれているのがわかるかと思います。

こういう特徴からも学校選びは変わってきますよね。
上記の理由でも「1つの分野を研究し、社会・企業で役立てたい!」と思われている方に
都立大学大学院はとてもお勧めです!
修士論文作成の過程はとても大変ですし、それを仕事と両立となると寝れない日も出てきます。
それでもせっかく大学院に進学されるのであれば、1つのことをやり遂げる達成感を
味わってみるのもどうですか?

 

Point日本にはMBAの取得方法が2通り

    少し長くなったので、都立大の特徴の続きはまた次回記載したいと思います。

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