2020/2/28-29
メンバー:4年 王鞍、小林(記)お久しぶりです、4年の小林です。ブログを書くのは2年ぶりのようです。
2月28-29日の日程でミックスのトレーニングをするため、例のごとく八ヶ岳に行ってきました。数えてみたら8回目でした。今冬期シーズンは卒論の執筆や発表の準備に忙しく、この山行が開幕戦となります。また、トレーニングをろくに積めていないため、体力面で不安を抱えての入山となりました。
結論から書くと、今山行は八ヶ岳と戸隠を転戦する計画であったものの、疲労による途中棄権となってしまい恥ずかしい限りですがご容赦ください。

28日
中山駅で王鞍車にピックアップしてもらい、部室によってから美濃戸口へ。9時ごろ到着し、行者小屋へ向けて出発。美濃戸口からは何度も入山しているが、南沢登山道を使うのは初めてだった。北沢登山道に比べ起伏が激しくアップローチの時点で体力を削られていく。12時ごろ行者小屋に到着しテントを立てて赤岳ショルダーリッジ右のとりつきに向けて出発。取り付きに関する事前の調査では、文三郎尾根上部からのトラバースか下部から赤岳沢をつめるかの2つの選択肢があるようだった。この日は後者を選択したが、気温と前日までの積雪の影響で予想以上に沈んでしまうため、沢を避け左側の尾根に乗り上げて取り付きを目指した。
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尾根上部は比較的登りやすい
ただ、尾根上も積雪量は変わらず激しいラッセルと踏み抜きに苦しめられ、時間切れで取り付きに到達することが出来なかった。朝、美濃戸口から上がってきて、すぐのラッセルだったため初日からハードなスタートとなった。


29日
目が覚めるとちょうど雪が降り始めた。汁のとろみがすごいラーメンを胃袋に押し込み、6時ごろにテン場を出発。昨日の反省を生かし、文三郎尾根上部からトラバースしルンゼをつめて取り付きへ。取り付きの正確な場所を探すのに1時間ほどかかってしまったため、8時登攀開始となった。
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赤岳沢への下降点


(登攀記録は記憶があいまいなため簡単なものです)
1P目(王鞍) 離陸の部分が第一核心といわれているだけあってフォローでも難しく感じた。ハーケンが連打されている箇所でピッチを切った。
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1P目の終了点

2P目(小林) 岩稜を少し登った後、リッジを数メートル進み、適当なピナクルでピッチを切る。
3P目(王鞍) リッジを右に回り込むように数メートルトラバース。
4P目(小林) 階段状を数メートル上ったのちリッジに出て適当なところでハイマツとピナクルで支点構築しピッチを切る。
5P目(王鞍) 数メートルフェース状を登ったのちは簡単な雪稜を上る。
6P目(小林) 右に回り込んだところから取り付く。最初の数メートルで第二核心と思しきマントルが出てくる。ロープの流れを考えて、リッジに出てすぐでピッチを切る。
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7P目(王鞍) 数メートルフェース状を登ると傾斜が緩む。
8、9P目  念のためロープは出したがコンテで行ける程度のレベル。80メートルほど登り登山道へ。
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終了点より最終ピッチをのぞむ

トポやブログには全体的に岩がもろいと書いてあったが、そんなことはなく登りやすいルートだった。難易度的にも1P目以外は簡単な箇所が多く、アプローチの問題を除けば、ミックスのトレーニング始めにいいルートであった。

一般道のわきでロープをしまい、地蔵尾根から行者小屋へ下った。テントをかたずけて小屋を出発するときには午後4時を回っており、美濃戸口につく頃には真っ暗になりヘッテンをつけての下山となった。

山に行く度、口癖のように言っているような気がするが結論としては体力不足であった。今回の山行は特にハードなものではなかったものの、トレーニング不足により予想以上に疲労してしまった。この点に関しては、走り込みなどのトレーニングを行って改善していきたい。ただ技術的な面では、2年前から継続的にミックスルートに取り組んできただけあって、アックスと手をうまく使い分けることで、より楽に登ることができるようになってきた。来年度からは、今までよりいっそう忙しくなるが、体力面、技術面ともに継続的にトレーニングを積んでいきたい。
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