2020.2.18-2.19

メンバー:恩田、山田、笹野(記)
1日目 箒沢公園橋9:45 檜洞丸13:45
2日目 青ヶ岳山荘6:41 臼ヶ岳8:00-8:18 蛭ヶ岳9:30-9:55 丹沢山11:20-11:35 塔ノ岳12:15-12:22 大倉14:00

新松田駅からバスで揺られること約1時間、箒沢公園橋というバス停で降りた。空は快晴、気温も低くなく快適な登山日和だ。靴紐を締めて出発する。

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やけに標識のしっかりした沢沿いの道をしばらく進み、まずは石棚山陵を目指す。

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ある程度標高を上げると右手の方に海も見えてきた。山にいながら海との距離も近いように感じられるのは、やはり実際に近いからなのだろう。地図でみたら富士山よりも小田原辺りの海岸線が近いようだ。
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冬枯れの稜線は人もおらず非常に快適な山歩きではあったのだが、運動不足気味の自分にとって正直楽なものではなかった。荷物の重さも影響して傾斜が強くなる度にペースダウンを繰り返しながら檜洞丸を目指した。
檜洞丸を東へ少し下った所にある青ヶ岳山荘は予約必須の小さな山小屋だ。今回は平日ということで自分らだけの貸し切りとなったので、ゆっくりと山の時間を過ごすことが出来た。

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檜洞丸を越えて犬越路方面の登山路を3分くらい歩くと富士山のきれいに見えるエリアがある。そこで富士の裾野に夕日が沈むのを見届けてから、待ちに待った夕飯作りに取り掛かった。

今日の計画上のメニューはスパイスを使ったスパイスカレーのはずだった。ところが諸事情によりそのスパイスが山に来れなくなったため、朝にコンビニで買ったルーを使うことにした。しかしここで目の前の具材に頭を悩ませる。3人の手元にあるのはスパイスカレーのつもりで用意してきた4人分のトマトと玉ねぎと鶏もも肉だけ。ナイフを手にしても何をどう切ればよいのものだろうか。料理に明るくない頭を使って知恵を絞った。

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話し合いの結果、玉ねぎは食感が残る唯一の野菜であることを考慮して大きめのカット、鶏肉は細かくするのが大変難儀である上に煮込めば解れやすくなるということで大きめのカット、トマトは何しようと溶けるので切れ込みだけ入れて完全にナイフを通さずに、全ての食材の下ごしらえを終えた。


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肉の表面を出来る限り丁寧に焼き、玉ねぎを加えてしばらく炒める。焼き色がついたら水を少量加えて、切れ込みだけ入れたトマトをそのまま放り込む。あとは煮込み、ルーを入れてまたしばし煮込み、完成を待つだけである。因みにカレーの完成のタイミングを見計らって炊いたお米は完璧であった。
肉と玉ねぎによく火が通ったことを確認してバーナーから降ろし、各自の皿に盛り合わせた。「いただきます」
結果は、大成功だった。トマトベースの味と重量級の鶏もも肉から出る油がアジアンテイストを醸し出す。そこに玉ねぎの食感が合わさったカレーは最高の山ご飯となった(溶けるチーズを乗せるとクオリティがワンランクアップする)。
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夕食後、夜空と流れ星と夜景を眺めてから眠りについた。






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2日目の朝、-6℃スタートで丹沢主稜を歩き出した。小さなアップダウンを繰り返す蛭ヶ岳までの縦走路だ。
5年前に通った時は塔ノ岳からの縦走だったが、その時も辛かった記憶がある。小粒とはいえガレ場や鎖が時折現れる道を進んだ。


蛭ヶ岳の山頂からは残念ながら富士山を拝むことが出来なかった。

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丹沢山までは心地よい稜線を伝う。先週の雪が溶けて雪が無くなったばかりでなく、気温が上がって道は泥になっていた。この縦走路では一番岩場らしい岩場。

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丹沢山を過ぎ、塔ノ岳へ着くともう帰ってきたかのように感じる。
大倉まではあっという間だった。山での時間が名残惜しくもあるが、足腰肩が痛い。諸事情によりバーナーやガス缶も山に来れなくなったので家を出る前に自前のものを詰めてきたため、ザックが予想以上に重かったせいだろう。


トマトチキンチーズカレー、昼と夜と朝の景色、山小屋の時間を堪能した今回の縦走だったが、途中の登りでは自分の体力面が心配になった。定期的に負荷のある山行をして体力の向上、維持を考えなければならない。

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