[第7回]webサイトのコンテンツと集客の基礎

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第7回トリコネセミナーを開催

トリコネセミナーとは
”トリコネセミナー”とは、都立大のOBOGが現役学生向けに実施しているトリコネ主催のセミナーです。
テーマは毎回講師によって異なります。
卒業生の先輩講師一人ひとりが、学生のためになると思った内容をお話してくれます。

7/11(土)に都立大OBの方によるセミナー「webサイトのコンテンツと集客の基礎が行われました。

今回の講師は、某IT企業に勤めるトリコネメンバーの都立大OBです。

前回に引き続き、トリコネメンバー向けに開催するセミナーで、zoomオンライン上での開催となりました。メンバー向けということもあり、トリコネのサイトを例にした内容になりますが、ご参考ください。

以下、セミナー内容をピックアップしてお届けいたします♪

~セミナーで伺った主なポイント~

1.webサイトの目的とは

2.有益なコンテンツとは

3.提供価値のジャンルと集客

1.webサイトの目的とは

トリコネのwebサイトも同様、個人のブログ等で記事を書いている人はたくさんいると思います。中にはアフィリエイト等の広告収入を狙ってサイト運営している人も少なくありません。

さて、こうした多くのwebサイト運営において、作成者はどのようなことを意識しているのでしょうか。

言うまでもありませんが、何よりも先に考えていることとして、webサイトの ”目的” を忘れてはいけません。サイトによってその目的は様々ですが、目的を明確にし、その目的に沿った内容を発信していくことが基本中の基本であります。

例えばトリコネで例えると、webサイト「トリコネ」の目的は、活動理念である「都立大を起点として、”繋ぐ”で価値を創造する」ということが挙げられるでしょう。OBインタビュー記事は、時代は違っても、都立大という起点から在校生と卒業生を繋ぐことで、学生の就職活動やその後の進路検討に役立てられるという価値を意識したコンテンツです。

webサイトを作って更新していくには、まず柱となる目的を持ち、その目的に沿った内容を発信していくことが重要ということを再認識できました。

2.有益なコンテンツとは

目的を構えた後、有益なコンテンツを発信するにはどうすればよいのでしょうか。そもそも有益なコンテンツとは何でしょうか。

今回のセミナーは基礎をお伝えする、ということですので、ご想像の通りかもしれませんが、次に考えるべきは「ターゲット」です。読者というターゲットを意識したコンテンツが発信されており、また読者自身が「自身がターゲットである」ということを認識しやすいものであることが望ましいでしょう。有益なコンテンツ=読者が価値を感じるコンテンツということですね。

3.提供価値のジャンルと集客

提供価値のジャンルの例として以下の5つの価値があります。
1.機能的な価値
→機能的な価値とは、トリコネで例えると、例えばエントリーシートを書くためのノウハウ記事等、その記事を見て知ることができた価値であり、直接的に読者にとって活用できる価値です。
2.情緒的な価値
→上記同様、トリコネで例えるとトリコネコンテストのようにターゲットにとって関わりの強い範囲で開かれるイベントや、エンターテイメント性を備えており読むことで感情が高まる内容を発信している記事が持つ価値です。
3.状況的な価値
→状況的な価値とは、例えば新型コロナウィルスへの学内の対応状況などが書かれている記事は、その状況や時期を考慮した瞬間的な価値を備えているものになります。トリコネでは時事ネタやオンライン交流会等もこの価値を備えているでしょう。
4.完成された価値
→完成された価値とは、体系化されたもの等です。具体的にはトリコネであれば都立大史略でしょうか。都立大の歴史は変わらない史実であり、歴史を体系化した記事はこの完成された価値に該当します。
5.社会的価値
→社会的価値とは、そのサイトの信頼性を高めるものを指します。例えばトリコネのコネクトインタビューは実際にOBOGが務めている企業に許可を取るなどしてその社名を掲載することができるものであり、そこにはサイトの信頼性向上とそれに伴う読者の安心感を得られるという価値があります。
これら5点がすべてではありませんが、読者というターゲットを意識したコンテンツを用意する際には、価値を意識的に盛り込むといいという話でした。
また、コンテンツだけ考えれば終わりではありません。読者を集客する作業が重要となってきます。例えば無人島でセミナーをしても誰も参加できません。
昨今では、人伝手による紹介以外にも、DM、広告、検索(SEO)、SNS、コミュニティ、など活用できる手段は多くあり、それら組み合わせを考えてサイトに誘導する手法が色々あります。既存の手段だけでなく、新しい集客方法を発掘するのも重要です。
また、コンテンツと集客の工夫によってサイトへの訪問者が増えれば、広告効果が期待でき、スポンサーが出資してくれる等で更なる投資(施策)が打てるようになるといった循環も生み出せるでしょう。
コンテンツは読者が価値を感じるようにすること。
集客手段を考えること。
そして訪問者が増えると良いサイクルが生まれる。

 

こうした基礎的な内容を抑えていると、サイト運営も効果を出して楽しくなるかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか。卒業生の先輩の話はとても興味深いです。気になる方は一度トリコネセミナーに参加してみてはいかがでしょうか!?

料金はもちろん無料!服装自由!都立大生であれば誰でも参加できますよ。

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