第3回 通信インフラで誰かを支える
プロフィール
山崎 賢さん

1990年高知県生まれ/2012年都市教養学部経営学系卒業/NTT東日本/旅行、時短料理、読書

ー山崎さんの現在のご職業を教えてください。

新卒からNTT東日本に勤務しており、法人営業の営業企画部門という部署で主に営業マンのサポート(ICTサービスの同行提案)や、販売計画の立案を行っています。

ーNTT東日本を選んだ大きな理由は何ですか?

高知の実家が中小企業を経営しているのですが、地域の中小企業を支えるような仕事をしたいと考え、その考えを軸に就職活動を行っていました。誰かを支える「献身すること」が自分のモチベーションの源泉だったので。NTTグループは全国に支社があり、各地域のビジネスを支えるというビジョンに共感して最終的に入社を決めました。

ー就職活動をする際に、他に悩んだ業種、業界はありますか?

家業の関係から食品メーカーや飲料メーカーも見ていました。しかし、会社の規模や地域社会への影響力という観点から第一志望は大手の情報通信業界に絞っていくようになりました。また、競合であるソフトバンクやKDDIも視野に入れていましたね。

ーその中で、NTTが一番自分に合っているなと考えられたということですか?

そうですね。自分の軸であった地域経済を支える仕事ができると思っていたので、誰かのために尽くすというのが好きな自分には、性格的にあっているかなと考えました。でも裏を返せば企業に闘争心がないイメージもあり、そこを変えたいと思ったのも理由の一つです。

ー少し具体的なお話を伺いたいと思います。NTTではどういった仕事を行っているのですか?

現在は地域の自治体や企業へ、主に法人に対し、インターネット回線やWiFiなどのICT設備の提供に加えて、企業が抱える課題をICTで解決するソリューションを提案する業務を行っています。

ー他の企業と比べてNTTが一番地域と密着していると感じますか?

実際に働いてみてそう思います。現在、当社では2000万件以上の契約をお客様から頂いてます。加えて、日本の約90%以上の地域でNTTの回線が使える環境が構築されているので、日本中の多くの方々に回線を利用していただき、その回線を元に地域の抱える課題をともに解決できる企業だと感じます。
イメージが湧きやすい例だと、街や駅などでWiFiを利用する人が多くなっていますが、そういったWiFi設備を作るお手伝いもさせて頂いてます。

ーなるほど。では、現在の仕事のやりがいや辛いところはありますか?

自分が中心となって、地域の会社や自治体など、多くの関係者を巻き込んで一つのプロジェクトを進められることがやりがいです。僕が就職したころのNTT東日本の採用キャッチコピーが「100人で1万人を動かせ」というものでした。自分がプレイヤーとして新規事業を開拓することも大事ですが、アドバイザーの立場となって関係会社などの多くの人を動かせるような人間になれという意味で、実際にNTTはそれを体現させてくれています。

また、僕たちが地域に根差す会社として新しいビジネスを作ることで、社会に貢献できていると感じることも嬉しいですね。今は国内の人口が年々減ってきており、特に地方では誰しも今就いている仕事をこの先ずっと続けられる保証がなくなってきていますが、そんな課題を仕事を通じて解決していくことができます。

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